新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

企業合併の難しさ

2月17日号の地域別記事はEuropeでフランス社会党の大統領候補、セゴリーヌ・ロワイヤル女史が「政策会見で福祉政策の財源を明らかにしなかった」ことなどから共産主義者呼ばわりに近い書かれ方をしています。

その他、経済好調のポーランドにあって手際が今ひとつの双子政権(カチンスキ大統領・首相)、トルコとアルメニアの微妙な関係、コソボ独立への不安、イタリアとドイツの左翼テロの記憶などが目を引きます。Charlemagneでは地球温暖化に対する各国首脳の微妙に異なる取り組みについて。International
のページではアメリカとロシアの小さな軋轢、インターネットによる世論操作またはアドボカシーを目的としたサイトAvaaz.orgについてなど。

Businessのページでは、ダイムラークライスラーが合併後あまり上手く行っていないこと、分かれるにせよそうでないにせよ、意思決定のために残された時間はあまり長くないことが報告されています。最近日本でも友好的・敵対的の別を問わず企業合併に関するニュースが増えてきましたが、先達の苦しみはまた、反面教師でなかったら良い教訓として生かすことが出来そうに思います。

あっという間に明日は金曜日。電子マネーの特集記事は圧倒的に日本の話です。つまんなかったら飛ばしますね。