新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

アジアの混乱

2月24日号は膠着するアフガニスタン情勢、テロに悩まされるインド・パキスタン関係、大統領選挙を巡るバングラデシュ情勢、返り咲きを狙う既存政治家とムシャラフ軍事政権との綱引きが続くパキスタン、ポル・ポト時代の記憶を観光資源として使い出したカンボジア、米軍移転に伴う自治体と中央政府の調整が続く日本など、アジア諸国を巡る摩擦や混乱のニュースが目を引きます。

確かに不安定要因が広がっていることは事実かもしれないけれど、逆の見方をすれば新しい要素は何一つない、と言えない事もない内容には一寸肩透かしを食らった気分です。むしろ中国で希少動物として扱われている南シナ虎(日本語合ってますか?South China Tiger)が、インドシナ虎(Indochina Tiger)と遺伝子的に違わないことが判ったため、絶滅の惧れが消えたことくらいのほうが「へえー」と言う度合いが高かった、かな。

特集記事はオフショア金融です。一寸興味がないわけでもないので、面白かったら書きますが。