新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

あいも変わらず

3月3日号はUnitede Statesのページでアメリカの政治に加えて市街地無線LANの普及の話、伝統的市街地活性化の話、Lexingtonでは宗教的右派と目されるジェームズ・ドブソン共和党下院議員の影響力の話、The Americasではブッシュ大統領の歴訪、バイオエタノール生産、アフガニスタン駐留を続けるカナダ軍と有権者の意識、イラク政府の内政対応、サウジアラビア政権の腐敗度、国際刑事裁判とダルフール虐殺、アフリカについての映画など。Europeのページではイタリア・プロディ政権の再選(危機的状況の深刻化)、ボスニアの戦後処理、スペインの連邦化、フランス大統領選挙の帰趨、そしてロシアとEUが不仲をささやかれる中、微妙な立場に置かれるバルト三国などの記事が載っています。

これらを貫く論調を見て思うのは、あいも変わらずアメリカ内政問題とのひもつけで国際問題まで読み解こうとしているのではないかということです、実際はそんなことばかりではないのに。

特集記事ではアメリカ南部の黒人文化や分化政策の歴史的変遷なんかを取り上げています。アメリカに興味のある人には面白い、かな?