新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

子供番組のビジネスチャンス

3月31日号のFace valueは世界を席巻する子供番組「レイジータウン」のプロデューサーであり主演男優であるマグナス・シェビング氏についての記事です。「レイジータウン」は、その名の通り怠け者の町にやってきたヒーローが、子供たちに健康の大切さを教え、野菜を食べることを勧めたり運動させたりという内容だそうで、すでに世界100カ国以上で放映されているそうですが、健康食品やフィットネス事業にキャラクターやロゴを使わせることにはきわめて慎重だそうです。それもまた子供番組としてのブランドを維持するための戦略と言えるのでしょう。

すでに子供の頃、電話のない近所への伝言サービスを有料で始めたというシェビング氏もまた、ロバート・キヨサキ等と通じるEntrepreneurshipの持ち主であるように読めます。40代に差し掛かり、番組の主演も楽ではないでしょう、という問いにも「健康が流行の中心から外れることは決してないからね。」と言って、更なるビジネス展開に意気軒昂だということです。

レイジータウン、どこの国で作られている番組だと思います?アイスランドなんですよ。200へえ、くらいかな(一寸古かった)。