新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

報道された日本の立ち居振る舞い

7月7日号のInternationalで目を引いたのは、確執が深刻化するアメリカとロシアについて、首脳同士の個人外交があまり成果をあげなかったらしいこと、とはいえ「ないよりまし」な関係保全はできたらしいこと(The Economistらしからぬ歯切れの悪さ)、国際刑事裁判所におけるスーダンリベリアの取り扱いと、意外なことかもしれませんが「日本の新規加盟」と言う話。少し調べてみると、先ごろ閉会した国会で承認されたらしいのですが、国内では報道されてましたっけか?

あと、少し飛びますがFinance and economicsでは有名な「ビッグマックインデックス」による為替レートと購買力の評価が出ています。それによると中国が安く(ビッグマック一個1.45ドル)、ニュージーランドが高い(5.89ドル)ということです。為替による物価が高いことで悪評高いイギリスでも4.01ドルですので、ニュージーランドは本当に高そうですね(物価全体が高いようですが)。購買力平価はマクロ経済における長期固定資本の影響を排除して考えるので、同レベルの経済を評価するには都合良い数字だとか。だとすると日本からニュージーランドへ行くのは本当に大変そうです。