新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

またぞろ日本が書かれる訳とは

3月8日号ですが、Asiaのページに日本に巣食う予算分配システムと、地方を支配する中央の権力集中について、またこのシステムに依存する形で存在してきた政治のありようや、革新をめざして組織された「せんたく」と北川正恭元三重県知事のコメントなどが載っています。「せんたく」については「内部から変革をなし得なかった人が、外部に出てやったところで変革は可能なのか?」という、厳しくも正しい疑問が呈されています。

日本の権力構造に関する指摘は何も目新しい部分はないのですが、先週の日本特集といい、何か底に流れるものがあるように感じます。
今週は少し時間が取れそうなので、立ち止まって考えてみるには良い題材かもしれません。今週はTechnology quarterlyが載っているので、そちらにも惹かれますが。