新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

へえ、と思ったこと

4月26日号後半です。Businessでは北京オリンピックのスポンサー企業にCSR関連で期待される人権問題への取り組み。とはいえ民間企業の対応ですから、カルフールの例もあり、どこまでやるのかはちょっと疑問でしょうか。ほかにはインドの弁護士業界が外国人に対して閉鎖的との記事。BriefingはLeadersでも紹介したとおり、V字回復のフィアットについて。Finance and economicsでは、丸紅社員が丸紅本社を舞台にリーマンブラザース相手に展開した詐欺事件の記事が結構詳しかったです。日本ではあまり報道された形跡がありませんが。。。

へえ、と思ったのはScience and technologyですね。人類がアフリカを脱出する前に大きく2派に分かれた歴史があって、ひとつは大多数の人類、今ひとつはかつてブッシュマンと呼ばれたアフリカの部族、だそうです。DNA研究侮りがたし。あとはご主人が朝食を一杯食べると男の子が生まれやすく、朝食を抜くと女の子が生まれやすいとの研究データ(誤差の範囲、という気がしなくもありませんが)、脳はミスをする数秒前に集中力を失うモードに入るので、ハードの開発さえ進めば、人間のミスを防ぐシステムが開発される日が来るかもしれないという話。

Books and artsではイスラエルへの移民と差別に関する映画がちょっと興味を引きました。

Obituaryは、長年ウォルトディズニー社のアニメーターとして活躍したオリー・ジョンストン氏の訃報でした。

5月3日号が配達されてきましたが、表紙はAngry Chinaということで、真っ赤に怒った竜の目が描かれています。明日からこちらを読み進めます。