新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

年をとっているということは

5月24日号を読み進めています。アフガニスタンの近況を伝えるBriefingに続いてAsiaのトップは四川省の地震を乗り切ろうとしている中国について、そしてようやく国際社会の手を受け入れたミャンマーについて。インドや台湾の選挙に関する情報のあとはベトナムのメディア規制の話と、インドネシアで根付いてきたとみられる民主主義について。今週のアジアは引き続き災害復興の話が中心でした。United Statesは同性愛婚の話題(許可する動きが少しずつですが出てきている)、民主党大統領候補選びの話。数字の上ではヒラリー候補がオバマ候補よりも得票する可能性がなくはないところ、2000年のゴア候補と同じく、得票しても代議員を獲得できずに負けるという絵は、はっきりしてきたのではないかとの分析です。もっともゴア氏が負けたのは本選挙でしたけど。その他、ノアの方舟を描いた宗教ネタのミュージカルで観光のテコ入れを図るミズーリ州ブランソン、カリフォルニア大学バークレー校で始まった樹上生活による学生の抗議行動(なんでも木を切るなということのようですが)など。刺青が普通の人のオシャレの一つとなっているとの報(日本のモチーフも使われているみたいですが)にはちょっとビックリですが。

米共和党のマケイン候補が今年72歳になるとの点について、Lexingtonはそのハンディキャップを詳報しています。彼より年上だった二期目のレーガン大統領は時折アルツハイマーらしき症状も見え隠れした、との例を引いて彼の年を不安材料に挙げています。お勧めは、一期のみと決め打ちして、社会に巣くう既得権益と刺し違えては、というものですが。。。