新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

環境の考え方

5月31日号をウェブで読み進めています。今日はUnited Statesのページで気になった記事について。

まずはロサンゼルスが全米でトップクラスのよい環境を誇る都市だ、という記事ですが、これには言葉のトリックがあって、住民一人当たりの二酸化炭素排出量のランキングということで、騒音や道路の渋滞、スモッグなどは計算に入れられていない模様です。それでもなぜロサンゼルスの成績がよいか、と不思議に思う方もいるかもしれませんが、それだけカリフォルニアの気候がよい、ということのようで、冷暖房等の需要が極めて低いことが影響しているとの分析です。確かに東海岸では夏暑く、冬寒い町も結構ありますし。

http://www.economist.com/world/na/displaystory.cfm?story_id=11455791

次は第一次ブッシュ政権で報道官を務めたスコット・マクレランの回顧録。

http://www.economist.com/world/na/displaystory.cfm?story_id=11455800

イラク戦争は大間違いだったと言ったり、閣僚の資質に疑義をつきつけるなど、「そこまで言うか?」的な内容だということですが、かつて一貫してイラク戦争支持を唱えてきたThe Economistにとっても苦々しい話かもしれませんね。

URLで記事を参照するなど、なんだかちょっとブログっぽくなってきました。この先ウェブ中心で読むようにしようかな、とも思ったり。