新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

中国はなぜ衰退したのか

6月7日号で、そんな興味深い表題を見つけました。Books and artsの最初の記事なのですが、ジョセフ・ニーダムという1995年に亡くなった歴史学者の功績を引き継いで、今に至るまで爆弾や本や羅針盤を西洋に先駆けて発明した中国が、その後どのようにして衰退していったのか、を探っているという学者たちのお話です。ニーダムの研究は今に至るまで後進に引き継がれ、今年ドナルド・ワグナーという人によってシリーズ第24冊目の本が出るのだそうです。

2008年の現在、「中国の衰退した理由」が分かると何が興味深いって、そりゃあ歴史は繰り返すと申しますので。
ちなみにホントのところは「まだよく解ってない」らしいですけど。

http://www.economist.com/books/displaystory.cfm?story_id=11496751

ウェブサイトはもう6月14日号の内容になっています。6月7日号のObituaryがイブサンローランなのですが、明日はそれについて、かな。