新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

がん幹細胞仮説

9月13日号の後半のBriefingは、Leadersのトップを飾ったがん医療の最先端、がん幹細胞仮説について。もしもがんに再生力の弱い一般細胞と、次から次へとあたらしいがんを生み出す幹細胞の区別があるなら、幹細胞のみをたたけば効果はあるはずで、そのほうが効率面からみてもずっとよい方法ではないか、との仮説についてさまざまな実験の結果をわかりやすく説明してくれています。

http://www.economist.com/science/displaystory.cfm?story_id=12202589

まだ結論は出ていないものの、幹細胞仮説がんのメカニズムを究明することにもつながるため、治療法への希望をもたらしてくれていることを記事は伝えています。あと数年で、がんは本当に治る病気になってしまうかもしれませんね。