新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

良いような、そうでないような

9月20日号、後半です。
今週はglobalizationに関する特集記事が分厚かったこともあって、まだ少し残っていますが日曜日までには読めそうです。

地域記事はイスラエルの首相交代プロセスやセルビアの新大統領の勢いについて、が目に留まったくらいでしょうか。CharlemagneはEU議会の不人気、というか盛り上がりのなさについて。アイルランドで憲法が否決されたあたりから潮流がそれまでと逆になり、いまだ回復の気配は見えません。グルジア問題でも足並みはそろわず、というところでしたから。
http://www.economist.com/world/europe/displaystory.cfm?story_id=12263166

マラリア患者が統計的には減ってきているそうです。医療の向上もさることながら、途上国の数字をそれまでの推計値から調査値に改めたことによる効果も大きいのだとか(それまでの数字はなんだったんだ?という話)。まったく、良いような、そうでないような話ですが。
http://www.economist.com/world/international/displaystory.cfm?story_id=12260899

これまで日本に直営店進出が相次いだ高級ブランド商品の売れ行きにも陰りが見えてきて、かわりにたとえば中級ブランドのコーチあたりに人気が集まっているそうです。超高級ブランドのグッチやシャネルも素材変更などで廉価版を企画するなどの動きがあるそうで、これを日本経済の本格的な陰りと見るか、成熟と見るか。
http://www.economist.com/business/displaystory.cfm?story_id=12270950

このあたりは、日本のメディアが先に目をつけても良さそうな話ですけど。

明日はFinance and EconomicsそしてScience and technologyあたりかな。