新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

宇宙、のつぎは台湾?

9月27日号です。

Leadersはアメリカの金融危機と政府による緊急経済対策について。案の定「われわれは社会主義ではない」という共和党右派と「国民の血税をエリート救済に使うのか」という民主党リベラル派の批判がひとつになって、議会が反対に回るという予想外の展開を見せていますが。あとは南アフリカの大統領交代、北朝鮮、イギリスの内政についてなど。Lettersで興味深かったのはロンドン大学の名誉教授による地球温暖化対策への批判(科学的に見て疑わしい話が多いとのこと)メッセージでした。

The Economistはウェブで米大統領選挙の仮想投票をやっているそうで、誰でも投票できるそうですよ。
http://www.economist.com/vote2008/

私はマケインに一票入れたのですが、御覧の通り世界は真っ青で、もしも今世界を相手にアメリカ大統領選挙をやったとしたら、地滑りどころの騒ぎではなくオバマ候補の圧勝となる見込み。

地域記事ではアジアが興味深いです。麻生総理の子供のころの写真も出てましたが、興味深いのはインドネシアで次の大統領を狙う位置に、かつて闘争民主党を率いたメガワティ・スカルノプトリ女史が復活してきたことでしょうか。中国の有人宇宙飛行については、それはたくさんのコメントが寄せられています。
http://www.economist.com/world/asia/displaystory.cfm?story_id=12305754&mode=comment&intent=postTop

発言回数の多い中国の方と思われる人がいて、大変思慮深く賛同を集める発言をしているのですが、もしかしてこれも政府のエージェント?などと思ってしまうところがありますね、どうしても。