新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

資本主義の危機

いささか飛びますが、ネットはすでに10月18日号になっていましてそのLeadersです。

一発目が資本主義の危機についての論評で、Leadersの最初の記事としては珍しく長いのですが、結論からいえば金融機関の国有化をはじめ、危機に臨んで取られるべきとの議論のある政策は基本的には果敢に取られるべきであって、ただし経営の責任追及や流動性を確保するための高金利等、課されるべきはしっかりと課した上で早急な対策を進め、全体コストをさげるべきである、なぜなら資本主義はかつて人類が発明しえた制度の中ではもっとも優秀な経済システムだからだ、という結論です。資本主義の万人を自称するThe Economistの面目躍如といえる一文です。ぜひご参照下さい。
http://www.economist.com/opinion/displaystory.cfm?story_id=12429544