新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

国有化、思いきって

10月25日号です。

ようやく出張から戻り、ネット閲覧のみと言う不自由さから解放され、時間的な柔軟性も約束されるようになりました。昨日から25日号に目を通しています。

今週は特集で「企業のIT」という記事が載っているのですが、まずはなによりLeadersですね。
今週はStorm(嵐)という題名で金融市場を吹き続ける未曾有の大アラシについて、
http://www.economist.com/opinion/displaystory.cfm?story_id=12471135

農地売買の規制緩和を中心とした農民向け所得向上政策を打ち出した中国政府、距離を飛躍的に縮めてしまったITの普及と企業、イラク派遣米兵の帰還問題、企業の国有政策とブルボン王朝の名大蔵大臣・コルベールの重商主義を重ねて見せた「ムッシュ・コルベールに再びこんにちわ」と言うタイトルで、国家による重商主義的な政策は最終的には民営化につながるとは限らないため「コルベールは戻ってきたとしても、それがすぐに解決策にはならない」との総括がなされています。
http://www.economist.com/opinion/displaystory.cfm?story_id=12471108