新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

国際的コクサイ

1月10日号の、私としてはちょっと珍しくButtonwoodに注目したのですが、それは米連邦政府債の利回り低下とインフレ懸念、そうかと言って売り始めると他国からカネを借りて成り立っているアメリカ経済がとたんに回らなくなる懸念という、国債をめぐる大きなジレンマについての記事でした。その中で、今や世界最大の国債発行国である日本(へぇ)モデルについての言及もあったのですが、経常収支が黒字の日本は自ら国債を買っている(民間が)、経常収支が赤字のアメリカは外国に借金をしている(だから日本はまだマシ)、という記述がありました。

平成21年度の一般会計予算を家計に例えると、サラ金で首が回らなくなり一家心中寸前の厳しい台所、という状況かと認識しますが、海の向こうでは日本をこんなふうに見てるんですね。で、1ドルが80円台になるってこと?半年前のガソリン高騰がウソみたいですが。