新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

戦争犯罪の疑いあり

1月17日号のMiddle East and Africaは、案の定イスラエルによるガザ地区侵攻に関する報告が4件、輻輳的に載っていますが、イスラエルの政局と今回の侵攻の関係、頑固に妥協を拒むハマス、メディアが伝える戦争の様子が実態として認識されてゆく報道のメカニズム、そして民間人が犠牲となったゼイトンおよび国連(UNRWA)が運営する学校への攻撃について。赤十字との協力協定にもかかわらず、目撃した民間人犠牲者を放置したとの嫌疑がイスラエル軍には掛けられており、これは戦争犯罪に近いグレーゾーンの出来事ではないのか、というのが4つめの記事の論点です。

かたや今日のテレビ・新聞はオバマ大統領就任式一色でした。イラクとアフガンも大切でしょうけど、アメリカはそれでもイスラエルの肩を持つのか?を直接聞いてみたい気がします。