新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

銀行国有化に関する議論

だいぶご無沙汰してしまいました。ここのところ仕事が立て込んでいたものですから(と言い訳)。

配本前の2月27日号のさわりをネットで読みました。Leadersの2本目、アメリカの銀行国有化についてなのですが、The Economistは「国有化止む無し」という明快なスタンスです。バブル崩壊後の経済を経験している日本からすれば、しごく当り前な意見ではないかと思うのですが、読者コメントは賛否両論です。日本でも、公的資金注入については賛否を意見する識者の声がメディアを埋め尽くしたのを思い出しますが、結果として何が起こったかというと意思決定の遅れや場当たり的対応による症状の悪化であったことを思うと、アメリカにはぜひ迅速かつ明快な意思決定と、それに基づくけれん味のない対応を取ってもらいたいものだと思います。

実は今日から半月ほど出張です。出張先では雑誌が売ってないので、ほそぼそとネットを見ながら書き込める時だけの更新になると思います。なるべく頻繁にできたらよいのですが、さてどうなりますか。。