新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

ベア・マーケット

3月14日号のButtonwoodsは、株価の落ち込みを表すベア・マーケットの必要性、もしくはそれを能動的かつ主体的な視点でとらえようとする投資家の考え方について、実に示唆的な分析をしてくれています。考えてみれば、上がるためには下がらなくてはいけないというのは一つの真理なわけで。過去の様々な「不況」の例と比べて、今回の経済危機下にあって投資家がどのような状況にいるのかを比較してくれているのですが、歴史的に言えば「どんな不況も終わらなかったことはない」とのこと。もっとも日本の不況がいつ終わるのか、誰もわからないとの注釈つきではありますが。