新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

五行説、世を貫く

4月11日号のLeadersをウェブで読みました。

なんだか面白い取り合わせなのは、核兵器問題(火)、トルコ(土)、G20とIMF(金)、水問題(水)、銀行と経理制度(金)ということで、いささか強権付会ですが陰陽五行説でカネに関する話題が多かった、という組み合わせです。

核兵器に関する議論は、冷戦時代と違って大量に核を保有することへのドライブは確かにかからないようになっているのですが、でも全廃は難しいでしょうし、各国の思惑が交差する現状では外交による核兵器削減も簡単には進まないでしょうね。その意味でオバマ大統領の目指す各兵器削減の方向性を支持し、なおかつ一歩でも実現に近づける努力を担うべき立場にいるのではないでしょうか日本は。残念ながら(木)=木鐸たるべき日本からの読者コメントは、10日現在皆無とみました。