新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

次第に似てきた、と言う話

4月18日号のEconomic focusです。

アメリカの経済危機に端を発する金融機関への公的資金注入問題が政治問題化してきて、住専(この言葉も聞かなくなりましたが)への6800億円投入で国を揺るがすような議論となったころの日本にアメリカが似てきましたね、というお話。

さすがに、そう言われて建設的なコメントを出せる人はあまり多くなく、「こんな銀行に税金を使うなんてもっての外だ!」と言った、昔どこかで聞いたような話が主でした。

あまり知られていない話かもしれませんが、日本の中小金融機関が未だに90年代の不良債権の後始末に苦しんでいること、あるいは一部それに起因するであろう東京と地方の格差について、短いコメントをアップしました。せめて日本の轍は踏むな!というメッセージなのですが。