新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

高齢化社会

6月27日号、ちょっと戻って特集記事は人口高齢化についてです。世界の高齢化問題の、いわばトップを切っているのが日本ということになりますが、ちょっと興味を引いたのは中国の高齢化がすごいスピードで進展しているという報告でしょうか。一人っ子政策や平均寿命の伸びが重なって予想される現象なのかとも思いますが、2050年には現在の4倍もの高齢者を扶養する必要が出てくるとの予測です。その途上にあって、現在の中国には老人ホームがほとんどなく、老人は基本的に家族が面倒を見ることになっていて、それが法律でも定められているのだそうで、だとすると今からの変化は日本が経験したそれとはまったく異なるものになるのだろうなと思います。日本でも一部で報じられている「老老介護」が常態化するような状況が現出されるということなのでしょうか。その時代、中国が老いて勢いを失うような状況にあって、伸び行く国はインドなのでしょうか、アフリカなのか、それとも。。。?

その頃の日本がどんな国になっているのか、怖いもの見たさで興味はありますね。誰か知ってたら教えてください、是非。