新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

JALをめぐる話

1月9日号のBusinessには、やっぱり法的整理をされることになったJALを巡る、先週末時点でのさまざまな思惑や噂についての記事が載っています。で、今から見直してみるとたいがいのことは記事が書いたとおりになっているのですが、いわく法的整理が妥当、いわくANAが漁夫の利を得る、いわくやることをやれば儲かるようになる、等々。

おそらくはプライドや見栄と合わせて、複雑多岐にわたる組合や、高級志向の止まらないホテルや旅行代理店、物販なども整理の対象に入るのではないかと思います。

実際の調整はもう少し進んでいて、わずか3年以内にV字回復を図るというその経営計画は、どの程度信頼されるものなのでしょうか。残念ながらこのあたりについてはあまり皮膚感がないので、今後の事実を見極めてから改めて(その機会があれば)論評してみたいと思います。