新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

それにつけても

・・・カネのほしさよ、という下の句に上の句を付けるのはは大喜利の定番お題ですが、Web版で見られるThe Economistのブログ、Banyan's Noteでは、元自民党の野中広務官房長官がメディアにバクロした6千万円に上る機密費の話が取り上げられています。で、読者コメントはほとんどアップされていないのですが、世間的に見れば常識の範囲内ともいえるその金額に、なあんだという感触を持たれた人は多いのではないかと思います(金額がホントか、という疑念はついてまわりますが)。

これについては政権崩壊直前の麻生政権が2億5千万、鳩山政権になって3億6千万だそうですから、野中さん、もっと多かったんじゃないの?という疑念は当然のように湧くと思うのですが、とりあえずそれは置いておいて。

こと、政権党に国民が預託する信用とは、これら経費も含めて絶大なものがあることはこの数字を見ても判ると思います。3億6千万使ってマニフェストを反故にした政権、ということで鳩山政権は歴史に名を残すことになるのでしょうか。

明日以降、また新興国の金融機関の話について書こうと主ます。