新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

ジャパン・アズ・ナンバー3

8月21日号のBusinessには、副題がJapan as number threeという記事が出ています。巷間言われる通り、日本のGDPが中国に抜かれることについての論評です。内容的には目新しさはなく、構造改革が中途半端でこのままでは先行きが危ないとする結論も手あかのついたものですが、読者コメントの数が異常に多くてびっくりしました。ただ中身を見ると一部読者による日中歴史論争などがほとんどで、肝心の経済問題に関するコメントでは比較的日本の堅調さを指摘するものが多かったように思います。でもだからといって今後とも日本が堅調・安泰という話とは違うと思うのですが。

何がいけないのか?という真因を追究する前に、そもそも何が問題なのか?をきちんと整理する必要があるように感じました。