新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

通貨安定のためには

10月16日号のLeadersおよびFinance and economicsには、基軸通貨としてのドルそして米欧先進各国共通の通貨価値の毀損と、それにどう対応するかという記事が載っています。

かつて、大恐慌の後に発生した通貨切り下げ争いが、結局のところ世界経済の収縮を招き、やがては第二次大戦へとつながったことを想起するに、正念場と目されているソウルのG20サミットは大変注目に値するのではないかと思います。最低限、日本で開かれているという理由だけで(それでもお義理報道が目立つ)生物多様性条約よりはメディアの注目を挙げてほしいものだと思うのですが。