新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

新しい国、ようこそ。

1月8日号のLeadersです。

まずは組合嫌いの極みのようなThe Economistが書いた、官公庁の労働組合に関する記事。不当にも短い労働時間と高い給与、厚い福利厚生に守られている彼らの条件が民間企業との落差を作りだしている、とする言わば「いつもの通りの」議論です。

次にロシアの元第一副首相であるネムストフ氏の逮捕についての批判、投機の動きがまたぞろ顕著になってきた金融市場、1月9日に行われる住民投票で独立が確実な南スーダンについて。

スーダンは、ほぼ間違いなく独立するんでしょう。で、国境近くにある油田と、北スーダンを通るパイプラインが両国の武力衝突を絶妙に避けるための防護壁になっているという話も聞きますし、独立後は何とか軍事衝突なしでやって行ってほしいものだと思っております。