新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

ユーロ、その行く末には

ネットでは6月25日号が流れています。

特集は中国について、ですが、前半のBriefingではギリシャとユーロ危機の問題について、かなりの紙面を割いて解説しています。またアメリカ大統領選挙とそれに向けた動きに絡めて、米軍のアフガン撤退についても記事が載っています。

そんな今週号のLeadersは、当然ながらギリシャとユーロについて、中国について、アフガン撤退について、アラブの春と呼ばれるジャスミン革命の現状と今後について、Exchange Traded Fund (ETF)と呼ばれる金融商品が、かつてのサブプライムローンのように金融機関にとってオフバランスの資金を投資する先になる懸念について、という内容になっています。

なかでもギリシャ問題は、果てしない頭痛の種になりそうで、ここしばらく為替も低調に推移するものと見ています。私は商売の都合上、売上の少なくない部分をユーロ建てでもらっているのですが、ちょっとがっかり、という状況が続きそうです。