新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

逃げどころなし

10月15日号がネットで流れています。今朝は時間がないのでLeadersの一本目だけ。Nowhere to hideと題したその記事は、アメリカとヨーロッパで続く経済危機への懸念から、投資家が逃げ場のないピンチに追い込まれている、そしてその近未来はまさに日本が経験した「借金の罠」である、という内容です。

比較的良いとされる優良会社の社債へと、資金は逃げ込んでいるようですが、そもそも経済の屋台骨がおかしくなるほどの危機だとすると、これも盤石な選択肢とは言えないわけで。The Economistは立法府による果断な対応を示唆していますが、日本でもそうだったように一筋縄では行かないでしょうね。