新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

武器を持つと

4月7日号はざっと目を通してしまったので、今日はWeb版のトップ記事から。

重機関銃を構えるシルベスター・スタローンの写真が印象的な記事は、カテゴリから言えばScience and technologyで、「銃を持った人間は、そうでないときよりも大きく見える」という研究結果についてのものでした。なんでも、人間には生き物として一瞬にリスク判断をする能力が身についているのだそうで、相手が武装しているかどうかというのは自分にとって大きなリスク要因となることから、大きく見えてしまうということのようです。実際に、銃を持った場合と銃以外の、たとえばのこぎりやドリルなどのものを持った場合を比べると、あきらかに銃を持った時のほうが大きく見られているのだそうです。

ランボー」のシルベスター・スタローンは、映画の演出もあったと思いますが確かに大きく見えます。もっとも、銃を持ってはいなかったロッキーでも大きく見えたので、その意味では今一つ説得的でないイメージ写真かな、とも思ったりして。ちなみに、シルベスター・スタローンは身長177cmだそうです。決して大きくはないですよね。