新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

止まらない地球温暖化

6月16日号がネットで流れています。

最近は、日曜日に配達される印刷版をほとんど読まなくなりました。そのうち、The Economistだけでなく他の出版物も紙では配達されなくなるのだろうと思います。

さて、Leadersですが、トップは地球温暖化に伴って北極海の氷が消滅しつつあることについて。住民の伝統的な生活が脅かされる、新しい航路が開拓される、地下資源開発も期待される(今のところ、高コストも手伝って慎重な対応だとか)等のさまざまな変化が起きつつある中、やはり最も懸念されるのは気候変動ということで、冷たい北極海が作り出す海流がこれまでのように安定的には生成されなくなるとすると、それによって引き起こされる地球規模の気候変動は、想像を絶するものになるのではないかという話です。

反面で温暖化は確実に進行しつつあるわけで、それが意味するところが何なのかについては、想像を絶する響きがあります。果たしてそれが21世紀後半のこの星の姿なのでしょうか。