新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

オリンピックの経済学

7月28日号のFinance and economicsには、オリンピックのメダル獲得数を経済学的に見てみれば、という記事があります。おおよそ人口と一人当たりGDPに比例することに加え、前回大会の成績というのも結構影響しているそうです。さらにかつての共産圏諸国には、メダルを取るか取らないかでずいぶんと違いがあったようで、最近はそのようなパターンは減ってきたのだろうと思いますが、それに近いモデルがあるとすると北朝鮮くらいでしょうかね。そして何よりメダル数に大きな効果をもたらすのはホスト国であるかどうかという要素だそうです。それによると、イギリスは今回ずいぶんたくさんのメダルを取るのではないかとの予想がマスコミを賑わしているのだそうですが、大会が始まって一週間ちかくになるところ、今朝だったと思うのですが確か金メダルは一つだけ、というニュースが流れていたように思います。

悲喜こもごものメダル争いですが、様々な人生模様が集約されているオムニバスドラマ、と言う感じで本当に見ていて感じるところが大きいですね。テニスで錦織圭選手がベスト8に入りました。ぜひ頑張ってほしいものです。