新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

オバマ大統領がミャンマーを訪問するそうですが

この週末からニュースでも取り上げられているASEAN首脳会議は、火曜日にかけて日米中の首脳も参加する予定とのことで、これに先立ってオバマ大統領がミャンマーを訪問するとの報道にはさまざまな解説がついています。曰く、まだ政治犯を抱えている国を訪れるのは時期尚早ではないか、曰く、少数民族問題はミャンマーの泣き所である、曰く、中国の新政権へのシグナルだろう、云々というようなことですが、マクロ的に言って、アメリカの目がアジアに向いているということは悪いことではないと思うのです。何よりアメリカは市場としてのアジアを求めており、その流れの中でどのようにアジアと付き合うつもりなのかを示すと言うことだろうと思います。原理原則での妥協はあり得ないと思いますが、現実論の中でミャンマーに対して何をどう言うのか、ASEANそして中国にそれをどう伝えるのか、まずはそこが見ものかな。