とりあえず何とか

2月2日号のBusinessには、インドの自動車産業を牽引するマルチ・スズキ社のこれまでと現状についての記事が載っています。鈴木自動車の、というよりも日本の自動車産業の海外進出成功事例として良く引き合いに出される同社についてですが、昨年死亡者を出す労働争議があった後の報道がなかっただけに、現状どうなっているのかなと思っていたところでした。

記事が伝えるところによると、その後の業績回復は堅調らしく、円安により日本へのロイヤリティ支払が楽になったこともあって、現状まずまずというところのようです。欧米や韓国の大企業による進出ラッシュがあったり、地元の会社が激安の新車を発売したりと、話題に事欠かないインドの自動車市場ですが、長年かかって築いてきたブランドの力は強い、というところでしょうか。