新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

ビルマのたわごと

小説のタイトルは「~竪琴」でしたけど。

何かって言うと、5月25日号の特集記事がミャンマーについて、なんですが、折しも安倍首相の訪問があったりと、日本でも注目されている国なわけで。

その中で、ミャンマーの将軍が調査にばかり来て具体的な投資行動に時間がかかる日本勢を称して「日本はNATO国である、No Action Talk Only」と言ったとか言わないとか。

The Economistは(ミャンマーの記事ですので)、劣悪な投資環境を参照しつつ、日本の態度は当たり前だ、というご意見ですね。

意思決定が遅い、というのは日本の投資家に対する悪評として有名ですが、私は遅いと言うより慎重という評価の方が当たっていると思うのです。即断即決は必要ですが、そのためのデータ収集は必要な限りにおいて集め、分析することをネグってはいけないと思うのです。

迅速に、しかしながら慎重に。彼の国も、中国とインドに挟まれた、したたかなる国の一つであることは間違いないと思うので、そんなペースで対応するのが良いのだろうと思いますけど?