新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

健全と言えば、まあどうにか。

ネットでは7月13日号が流れています。Asiaのトップは、今月28日に行われるカンボジアの総選挙について、の話題で、日本の参議院議員選挙は(当たり前かもしれませんが)に盤目の扱いです。

基本的には長期政権を敷くフン・セン首相率いる与党が勝つだろう、と見られていますが、ここにきて野党共闘が成立したり、亡命中の野党リーダーが帰国を宣言したりと、それなりの動きがでてきるようです。

与党側には不正のうわさが絶えず、野党支持者は投票を妨害される云々の風聞もありますが、とりあえず野党の活動も禁止されるわけではなく、支持者も身銭を切って運動に参加するなど、ある程度の運動は認められているようです。

途上国の選挙をめぐる報道では、結構厳しいことを言うことの多いThe Economistの論調としては、まあどうにか許容範囲に入っていると見なされているのかな、という感じですかね。