新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

出会いも含めて

9月21日号のScience and technologyに出ていた記事ですが、アメリカで超小型人工衛星用のイオンエンジンを開発していた研究者が、「磁性を持った流体」の開発に苦しんでいたところ、オーストラリアの医学者が、がん治療の手法向けに同じような物質の開発を行っており、両者の協力でエンジン開発に目途が立ったのだそうで。

セレンディピティ、という言葉がありますが、さすがに今回の事例では最初問い合わせを受けた時、医学者側が感じたものは困惑そのものだったようです。それを乗り越えて実現した協力は、世の中一般で考えてもあまり例のないものではないかと思います。

なんかちょっと、良い話ですよね。