新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

ドロドロです

11月9日号のAsiaには、来年1月に迫った総選挙を控え、2009年に起こった国軍による反乱で逮捕された被告に対する有罪判決が、不人気な与党を率いる現政権によって政争の具に使われそうなバングラデシュの現状を報告する記事が出ています。

国民には結構優秀な人もいて、安価な労働力と大規模市場を近くに抱える同国は、日本企業にとってもポストチャイナの海外展開を考えるうえで常に候補となるような国なのですが、いかんせん政府がどうしようもなさすぎる。選挙を巡る駆け引きが泥沼化するのは今に始まったことではないのですが、何年同じことを繰り返せば変わるのかなと思われるほど、その変化の見え方は遅いです。変化の見え方が早くないこと、については日本も人のことは言えない部分はありますが。。。