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新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

欧州の怒れる中産階級

The Economist 2014年1月4日号、Leadersのトップは欧州で勃興する保守派勢力についての記事となっています。あたかもアメリカの茶会運動にたとえられるそれは、考え方や主張においてさまざまなバリエーションがあるようですが、いずれも怒れる中産階級の支持を基盤にしており、行政の肥大や国権優先の考え方に疑義を示そうとするものであるという共通性を持っているのだとか。

アメリカでは、2014年度予算を巡る不毛の展開が国民に嫌われ、茶会運動への期待も一服したようなところがありますが(あたかも日本維新の会が勢いを失ったタイミングと近いのは奇遇)、ヨーロッパでは市場統合の価値を説き、租税財源としての労働者流入を是認することこそ経済再生への近道であるといった「脱・保守派」的な政策との競争になるのだろうと、そしてその帰趨を決めるのは結局は有権者の行動にかかっているのだろうと、The Economistはそんなふうに見ているようです。