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新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

スマトラの山火事

3月22日号のAsiaから。

地域にとっては結構重要な話なのに、日本ではほとんど報道されない出来事というのが意外とあったりするのですが、スマトラでは年中行事と化した感さえある山火事の話もその一つだろうと思います。狭いマラッカ海峡を隔てたマレーシアそしてシンガポールにとっては良い迷惑な話だと思うのですが、焼畑農業に端を発したこの半ば人災ともいえる山火事は、今年は例年よりも早くスマトラ東部のリアウあたりで勢いを増しているそうです。

焼畑の禁止や処罰規定なども存在するようなのですが、伝統的農法であり代替的な方法論がない中で、法律がどうあろうと地元の人たちはごく当たり前に畑を焼くのだとか。特にパームオイルの生産が盛んなこの地域では、大規模プランテーションのために大規模な焼畑が行われているのだそうで。

片や地球温暖化対策だのということで、CO2削減への取り組みが喧伝される中、焼畑が山火事になって制御不能、というあたりは何をか言わんや、という感を禁じえません。さて、どうしたもんでしょうかしら。