新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

ネットワークを作るということ

1月17日号のSchumpeterから。

人と人とのネットワークづくりが何よりの投資である、という考え方は何も決して新しいものではないと思います。どうやって?と思われる方も少なくないと思います。

The Economistが説くのは①羞恥心を捨てて多くの人と巡り合う、②一家言を持つ、③出会った人との関係を丁寧にフォローアップする、という3点です。それぞれいろんな事例が参照されていますが、極めつけはやはり以下の事例みたいです。

1971年のこと、当時32歳だったクラウス・シュワブという大学の先生は、欧州の企業経営者を集めて会議を開いたのだそうです。それが今や年間予算2億ドルという大きな事業になり、世界中の経営者がネットワークづくりに集まってくるようになったのだとか。

ダボス会議、はネットワーク作りがどんなふうに化けるかを示す好例、ということですね。