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新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

中国と焼却工場

4月25日号のChinaには、ゴミ問題に関する中国の取り組み事例が紹介されています。それによると、増え続けるゴミ対策として中国は、2003年から2013年まで焼却工場の増設を進め、そのキャパを10倍にしたのだそうですが、それでもまだ都市ゴミ全体の1/3程度しか処理されておらず、今後数年でさらにそのキャパを倍にする計画を進めているのだそうです。

難しいのは、これまで環境汚染を続けてきた国有企業が市民の信頼を得ていないことで、焼却工場も国有企業ということで、ただでさえ難しい問題なのに、さらに解決を難しくしている側面があるようです。

日本では当たり前の焼却処理ですが、目を海外に向けると大気汚染などの懸念により焼却せずに埋め立てるという国も結構あったりします。が、その多くは埋め立てきれずに深刻な環境汚染の原因となっているなどしており、東南アジアなどでは改めて焼却処理への関心が高まっているところもあります。そういう国々へ、もう5年もすると中国の焼却工場メーカーが雪崩を打って進出するものと思われる現状において、日本の環境ビジネスはどのような取り組みを考えているのか、大変興味が湧くところです。