新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

鈍感にも程がある

ネットでは6月27日号が流れています。

Leadersの3本目は新疆ウィグル自治区のウィグル族に対する中国(漢族)の対応について。記事が言いたいのは「もう少し上手にやれば?」ということのようです。何かと言えば、イスラム的なものを見境なく規制する(女性のスカーフや男性の長い髭)ことに加えて、最近では地元の人が断食月ラマダン)の準備を進める中で、漢族の役人がビールフェスティバルを企画実行したのだとか。そりゃイスラム教徒相手にビールはないでしょ、という感じですかね。本当に、何とかもう少しうまくやれないもんですかしら。いや、現地の文化を否定したと言う意味において、戦前の日本が取った植民地政策とさほど変わらない、という見方もあるかもしれませんけど。