新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

中国の株価下落について

The Economist8月29日号はLeadersのトップで中国の株価下落への対応ぶりについてやや慎重な論評を載せています。先週の記事では、株式市場が中国経済に占める役割が限定的であることを参照し、楽観論とすら読める論調だったのですが、今週は短期的な影響よりも、市場の調整能力に任すことのできない中国の経済体制が抱える問題に焦点を当てた書き方になっています。要は、世界恐慌につながる恐れはないけれど、今のままではどうしようもないんじゃないの、ということかと。社会主義市場経済なんて難しいことを言わずに、民主化しちゃったら?という指摘は軽すぎますかね。