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新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

刹那的と言えば

4月16日号のAsiaには、日本のジャーナリズムについての鋭い批評が出ています。

テレビや新聞が政権寄りになってゆく中で、タブロイド的メディアであるはずの週刊誌、とくに文春と新潮がゲリラ的なスクープ情報を伝える役割を果たしている、でもこれらのメディアはそもそもがゴシップ中心で、本来のジャーナリズムが伝えるべき情報以外の雑多な情報を得意としている、という読み解きです。

日本のジャーナリズムは大丈夫か?と思わされる指摘ですが、私見ながら月刊の雑誌はまだ元気なところがあると思います。文芸春秋しかり、論座しかり、選択やどうかすると暮らしの手帖などでもしっかりした評論を目にすることは珍しくありません。ただ、速報性という観点から言えば確かにテレビと新聞の凋落ぶりは目に余ります。そんな中で、ゴシップ記事が守備範囲であったサラリーマン週刊誌に頼らなくてはならないほどの状況になっているというのは、考えてみれば刹那的な話ではないかと。