新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

フェアウェイ友達

昨日も書きました通り、現時点までのところThe Economist電子版ではほぼ全く無視された感の強い安倍首相訪米ですが、2月11日号のAsiaには、チクリと批判するトーンながらそれを伝える記事が出ています。

曰く、安倍首相は昨年11月、世界がその勝利にハッと驚いている最中に飛行機に飛び乗ってトランプ候補(当時)に会いに行った、今回はそのとき持参した金メッキのゴルフクラブよりさらに大きな、新幹線建設を含む大規模雇用創出プランを持参して行く、そしてその資金はGPIF年金積立運用基金から支出されるかもしれない、ということも書かれています。

日本政府のアドバイザーをしている、というKollという名の人のコメントとして、「最大のリスクはトランプを信用しなくてはいけなくなることだ。」と。

昨日から今日にかけて、お約束のように北朝鮮はミサイルを打ってきましたが、当面優先される課題は、安全保障よりも経済なのだということを改めて物語る動きのように私には見えます。