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新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

運が良ければ

長い出張でちょっとご無沙汰してしまいましたけど。

さて、3月25日号のThe EconomistAsiaで東京都の小池知事を取り上げています。

記事は自民党の「内なる敵」というタイトルで、東京都を舞台に展開される自民党都連との対決は、将来のリーダーシップキャンペーンではないかという見方を示しています。

片や安倍後継が「見えない」とされる自民党本体を考えたとき、そうみる向きは日本でも少なくないのだろうと思います。ただ、運が良ければとThe Economistが最後に付け加えたように、都政が抱える数々の問題は出口が見えにくいものばかりです。たとえば豊洲問題は、建物ができてしまい日々おカネがかかっている分だけ先送りにはしづらい話であり、どのような決断をするにせよ強い批判を免れるわけには行かない状況にあると思います。その影響は間接的ながら、日々の都民の暮らしに及んでいることを実感する必要があるのだろうと思います。

記事が「運が良ければ(if her luck holds=彼女の幸運が続くなら)、」とするその運は、案外小池さん個人の運ではなくて、彼女とともにいる都民あるいは国民の運のことを言っているのかもしれません。