新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

成長こそ、何にも増して

5月13日号のFinance and economicsに出ている小さな記事ですが、中国・荊州市の市長であるLi Dakang氏の例について。何より経済成長、それも環境汚染を伴わない現代的な意味での成長を志向しているのだそうですが、他方で多少の汚職には目をつぶるというやり方が中央政府の目指す汚職撲滅とはややささくれを起こしている(?)模様です。

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それでも、汚職批判を恐れて何もしない幹部より、Li市長のやり方は強い支持を集めているのだとか。結局のところ、カネこそすべてというあたりに、かの国のホンネが見え隠れするのだという気がします。