新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

今年ばかりは

今週、イギリスではテニスのウィンブルドン選手権大会が始まりました。The Economistはさすがイギリスの週刊誌だけあって、電子版には大会に関する結構しっかりした記事が出ています。

www.economist.com

曰く、男子はフェデラー、女子もクビトバを軸に俯瞰して、だれが勝つのか全く予断をゆるさない、との論調です。男子の4強そして穴馬(?)にラオニッチ、チリッチ、キリオスあたりの名前が出てくるのはさすがイギリスです。テニス雑誌を除く日本のメディアでここまで踏み込んだ解説をするところはたぶんないでしょうね。ちなみにキリオスはケガで一回戦を棄権してしまったようですが。

女子もクビトバ以外に全仏を制したオスタペンコ、加えてアザレンカ、リシツキ、ビーナス・ウィリアムス、それに第一シードのケルバー、好調のハレプ、プリスコバと抑えるべき人の名前は一通り上がっています。

日本の錦織、そして大坂の名前は全く上がっていませんが、どうなるかわからないという予測は、逆に言えば彼らにもチャンスはあるかもしれない、という読み方もできなくはないわけで。

特に大坂はオスタペンコにも勝ったことがあるはずなので、当たればすごい、ということで期待したいと思って見ています。錦織は、一にも二にもフィジカルですかね。ちょっとだけ期待して注目したいと思ってますけど。