新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

ひとつの考え方として

2月23日号のThe Economistは、LeadersとBooks and artsの記事を使って企業と地球温暖化、気候変動が人類に与える影響に関する本について取り上げています。

元来、The Economist環境保全について後ろ向きな記事が多く、気候変動についても最初のうちはだいぶ腰が重い印象もあったのですが、ここ数年は地球温暖化による災害などが無視できない規模になったこともあってか、積極的に警鐘を鳴らすようになりました。

www.economist.com

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翻って日本では、羹に懲りて膾を吹くが如く原発再稼働が禁忌扱いされているため、その間電力を賄う手立ては圧倒的な量の化石燃料を使うしかないのが現状です。

気候変動への対応を真剣に考えるなら、地震対策を施したうえで一日も早く原発を全面稼働するのが正解だと考えているのですが、なかなかそうは行きませんね。